みなさんこんにちは
パーマ美容師眞鳥 康史です
今回は完全に美容師さん向けのブログ記事にしていきます。ご了承ください!
Contents
そもそもパーマの種類って知ってますか??
パーマの種類がこんなにある世の中になっていますがかけ方ってもうほとんど確立されてきている気がします(個人的な見解です笑
こちらのブログにも書いていますがパーマの種類を選ぶときにこのブログ記事を見てもらえるとわかりやすいです
簡単にお伝えしますが
・コールドパーマ
・デジタルパーマ
・エアウェーブ
これが一般的に言うパーマの種類です
呼び名のそれぞれ違う
コテパー・シルクパーマなど
そのようなものは理論の応用編での呼び名の違いなのでベーシックな分け方をしていますのでご了承ください。
今回教える応力緩和パーマとは何か
応力緩和とは?
まずはパーマを教える前にこの言葉を理解しないといけませんね
応力緩和とは簡単に言うと
「時間経過とともに歪みの反発力が緩和され、元の形状に戻ろうとする力が弱まり、形状変化した状態が普通の状態になること」
ノンストレスってことでいいでしょうか?笑
要はその形がそもそもの自分の形だったようになること
それ以上のわかりやすい言葉はありません笑
もっとわかりやすいのがこんな感じ
反発しようとする力がある状態から
反発しないノンストレスの状態になること
こうした状態にしてからパーマをかけることでどうなるか??
ダメージレスでかけることができるパーマをかける方法
まず知っておかなければ始まらないことがあります
本来パーマでは三つの変化が起こっています
それは
・浸透
・反応
・移動
パーマはこの順番で薬が作用して行っています
先ほど述べた応力緩和とはタンパク質の移動をしています
よって
最後の移動の時間が短縮されているのがもうわかると思います
薬剤だけによってタンパク質の移動が行われる場合
戻ろうとする力も同時に起こっているので時間がかかります
その時間、薬の※反応が進み続けている状態なので
※反応とは多分いちいち説明しないでもわかると思いますが、還元のことです。軟化のことではないです。
髪の毛に余計なダメージが出かねないんです
しかし、薬剤の知識がある方は時間のコントロールもできると思うので大丈夫だと思います。
その薬のついた状態で一番時間のかかる移動を前もってやって行ったのが
応力緩和です。
ここで本題に戻りますが
ダメージレスでかけるパーマの方法は
薬の反応している時間を最小限の時間に抑えること
そうして上がることで極端な負担を与えることなくパーマをかけることができるのです!!
実際のパーマの仕上がりは??
このようにダメージレスパーマだとふんわり柔らかく仕上がります
髪質の柔らかい女性の方に初めにカールをつけておいて
ウェットに少し戻して薬をつけてパーマをかける施術でもこれだけふわっと綺麗にカールが出ながら柔らかくなります
髪質の柔らかい方もこれでお悩みは解決できるのではないでしょうか??
最後に
いかがでしたか?
このように応力緩和を使うとパーマの幅も劇的に広がると思いますので
是非参考に♪