みなさんこんにちは
お悩み解決パーマ美容師 眞鳥 康史です
今日のブログのテーマは
梅雨対策!!癖毛さんには必見♪
な内容になっています!!
Contents
ストレート前(before)乾燥しやすく、デリケートな髪質
癖毛の方で多いのがカラーをしている
&
毛先を巻いている
=
パサつく
この髪質になってしまっている悪いルーティーンに陥っている方が多いと実感しています
僕のお客様もこの自粛期間中で髪の毛がケアできなくなり大変になったと相談を受けました
毛先に対しても感想が気になるようになっていました
ダメージ毛に対して、そして僕がストレートの時に気にしていること(ここからマニアックになります)
それはやはりダメージをさせないように薬の選定をすること
今回の髪の毛のように
髪質は太め、乾燥毛、濡れると癖もでるが、乾燥するとごわつく
このようなパターンの場合優先するべき項目を自分の中で決めています
まず本来であれば髪が太く、癖が出る場合 = チオベースの薬(しっかり髪の癖を伸ばす力がある薬剤)
となるところなのですが
ここではダメージをさせない
を優先したいので
乾燥毛で、なおかつ濡れても乾いても癖が出る = システアミンベースで還元値が高いもの(髪の毛の硬いマトリックス内の癖を切るもの)を選定するようにします
乾燥毛 = 薬剤浸透が早い = ダメージが起こりやすい = ゆっくり反応する薬剤 = システアミン
このような考えです。
先ほどの考えを
一般のお客様はわかりづらいかもしれないので簡単に話すと
髪の毛をダメージしないように柔らかいタンパク質は残して、癖の出る硬いタンパク質を切りましょうってな感じの考えです
優先事項を自分の中で決めておく(美容師さん向けここは)
先ほど述べたような考えは誰に対しても行うわけではありません
僕の基本になっているのは
15分で還元(結合を切る)が終わるように考えて設定するが基本になっています
これにはちゃんと理由があって
本来なら2剤をつけないと定着(再結合)しないのがストレートなどの理論になるんですが
15分を超えたあたりから1剤だけで定着が起こってしまうようになります
それはミックスジスルフィドといい
2剤をつけても定着(再結合)することがなく、なおかつ2度とパーマ剤で反応しなくなってしまうものになります(それがミックスジスルフィド)
そして髪の毛の中に永遠に残る残留チオと言って、何もしていない状態で髪の毛がダメージし続けてしまう成分が髪の毛の中に残ってしまうんです
ではどんな薬剤でもその結合が起こるのか!?っていうと
そうではありません。 先ほど行ったチオ系の薬を使い、15分以上放置し続ける20分を超え始めた時点で起こる結合になるので
15分で反応が自分のイメージ通りになっていることを前提に薬剤を選定するということです
仕上がりを見てみましょう♪
このようにダメージを抑えた状態で仕上がりました
今回のように
髪質を最小限以上ダメージをさせない選定をすること(もちろんお客様一人一人で薬は違います)
そしてその薬がどれぐらい時間を置いても反応し続けるのか??
などお客様一人一人にあった施術をすることが大切だと考えています
世の中にはたくさんの美容師さんがいます
なのでお客様たちもしっかりと本物の技術を提供してくれる美容師さんを見つけて
ご来店するようにしましょう♪
美しいは作れます♪
パーマ美容師 眞鳥 康史
こちらはストレートと、デジタルパーマをミックスしてかけた施術です♪
パーマのお悩み解決方法